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2018年12月8日
クリスチャンルブタン ハーフラバー×2
これ巻革交換出来ますか? 「え…一応出来ます(目を逸らしながら)」 何とか即答したものの、鋲付きの微妙な色合いの革で少し狼狽してしまいました。 排水溝にハマるために生まれてきたかの様な細ヒール、高価な靴だけにご心配になられるお気持ちは分かります。...
2018年12月6日
オールデン 甲革裂け補修
ペニーローファーの履き口裂け。コードバンは馬の臀部の革で、その希少性から高額ですが、比例して耐久性も高い…という訳ではありません。 今回は最小限の修理で、裏革当て+補強テープのコンボで縫製。傷は残りますがご勘弁を。 さらに上の修理メニューとして避けた甲革パーツを全て交換する...
2018年12月1日
ビルケン純正ソールのお知らせ
今回までビルケンシュトックの修理には純正ソールを使用しておりましたが、資材の極端な値上げの為、今後は代替品としてビブラム社の類似ソールを使用する事にしました。 微妙に模様は違いますが、耐摩耗性はビブラムが上。これはこれで良い素材です。...
2018年11月29日
オールデン ヴィンテージスティール
モディファイドラストと呼ばれる木型を使用して作製されたオールデンのパンチドキャップトゥ。 土踏まずが抉り部分に乗っかる履き心地で、定番的人気があります。 オールデンの持込はとても多いものの、僕の知る限り姫路にオールデンの販売店はありません。高級靴の販売においては不毛...
2018年11月26日
ヒール折れ → ヒール交換
ヒールは交換可能です。類似ヒールを資材屋さんに探してもらうか、自力でヒール屋さんに探しに行きます。 製靴の生産地では各々の工場や問屋で綺麗に役割が分かれている場合が多く、その中にプラヒール主体の問屋さんがあります。 全く同じ物が見つかる場合もありますが、概ね若干形が変わって...
2018年11月22日
トレーディングポスト オールソール+滑り革修理
土台となるミッドソールを中敷側に貫通させて縫い → その下にメインとなるソールを縁で縫い、固定する製法をブラックラピド製法といいます。トレーディングポストのダブルモンク。 接地面の底だけ交換して直したい所ですが、最も肝心のミッドソール縫いの糸が切れています。これではブ...
2018年11月19日
シュウマイパンプス 底縫い + ハーフラバーソール
底縫いが擦り切れ、剥がれ始めています。本来ならばオパンケミシン一択で底縫いする所ですが、今回は好条件ですので (糸5番+甲部分が開く構造) 八方ミシンで。 靴修理での八方ミシンの主戦場はアッパー (靴底から上部全てを指します)...
2018年11月12日
チャーチ レザーオールソール
チャーチといえば英国靴ですが、ライセンス品なのか英国靴とは全く毛色の違うチャーチです。 ある程度お任せでの修理でしたので、染色と飾り釘でおめかし。 伊チャーチは今まで3足持込がありましたが、全て今回の形キルトタッセルでした。これが定番だったのかな?
2018年11月9日
カンペール ヌバックのシミ抜き
ヌバックにうっかり靴クリームを塗りたくってしまったカンペールがピットイン。付着後一年近く熟成…。最善を尽くしますとお預かりしました。 幸い今回は上手くシミ抜きできました。クリーニングはやってみないと改善するかわからないケースが多数です。まずは一度ご相談下さい。 ...
2018年10月29日
マノロブラニク ハーフラバー×2
最近になって急に持込が増え始めたマノロブラニクのヒール。個人的には嬉しいが、何かあったのかな…? マノロブラニクで最近の大きなニュースと言えば、トランプ夫人がハリケーン被災地の視察にマノロブラニクのピンヒールで向かい、盛大にバッシング受けた一件。 ...
2018年10月24日
アレンエドモンズ ヒール高の修正
USED千円で購入されたというアレンエドモンズ。 アレンが1000円!? 安い安すぎる!ひとしきりお客様と盛り上がった後、ふと目をやってみると何故かアレンが「モデル立ち」しているではありませんか。 これは…。先天性のものあるいは手術による影響などで、左右の脚の長さが...
2018年10月22日
レッドウィング レザーソールカスタム
レザーソール+つま先鉄を付けてくれたらその他は何でも良いというお客様のレッドウイング9111。 そうですかそれならばと件の肉球ヒールを勝手にセットして、ヴィンテージ寄りのカスタムです。 ソール側面の色をどうするかで悩みましたが、叱られたら別色に染め直せばよし。全体の...
2018年10月20日
キャッツポウヒールについて
どうやら白色部分は肉球だそうで。ここまで凝った意匠のゴムリフトはなかなかありません。 ヴィンテージマニアには言わずとしれたキャッツポウヒール。元々は1940〜50年代に活躍していた素材です。 遠い過去に消えた素材なのですが、最近になって復刻されました。 ...
2018年10月16日
ダンスシューズ ストラップ交換+スエードハーフソール+つま先革巻替
ストラップ交換+スエードハーフソール+つま先革の巻替修理でお持込頂きました。 ご予算の都合があり、ストラップのみ簡易的に作製しております。(伸び止めテープを挿入した、表裏革を接着のみのベルト+カラー変更) 本来であれば縁も全周縫うべきなのですが、もう少しだけ履ければ...
2018年10月14日
サルトル ハーフラバー×2
靴修理店ではその立地によって持ち込まれる靴に傾向があります。 当店でこの時期になると頻繁に現れるサルトル。僕にとっては1年の終わりを意識し始める、そんな靴です。 ハーフラバー修理×2足。 リラックススタイルが世を席巻している昨今、持込が少し減った様な気がしないでもな...
2018年10月12日
オールデン コードバン染め替え
burgundy → black へ染め替え。 オールデンのドっ定番990コードバン。 国産の顔料の乗ったコードバンに較べると非常に扱いやすくはありますが、いずれにせよ色々と問題のある革です。 しかしオールデンでしか味わえない魅力には抗いがたく、やっぱり僕も所持し...
2018年10月8日
フェラガモ 履き口パイピング交換
僕と同郷の靴職人の先輩からのご紹介で、時折ご利用下さっている方のフェラガモです。 SNS全盛のこの時代ですが、やはり人と人との口コミに勝るものは無く、日々その恩恵を感じています。 僕らのような情報の少ない隙間産業では尚更なのかもしれません。多くの繋がり、またそのご縁...
2018年10月6日
ジルスチュアート カビ落とし
この高温多湿の日本に住まう以上、カビとの戦いは避けられません。 下地の染料ごと侵しているパターンもあるのですが、このジルスチュアートのスリッポンは洗浄のみで十分な出来。 汚れていたソールサイドも綺麗にしてフィニッシュです。当店使用のクリーナーには防カビ効果もありま...
2018年10月4日
レッドウィング ビブラム4014 オールソール
今回のレッドウィングチャッカにはビブラム4014でオールソール。 チペワなどにも純正ソールとして供給されていますし、レッドウィング純正ホワイトソールに最もバランスが近いソールだと思います。 僕らの業種の繁忙期は衣替えと連動しており、10〜12月が1年で最も多忙となり...
2018年9月30日
ミュウミュウ 底全面ゴムシート
ミュウミュウのもう少し控え目なモコモコスリッパは見たことがありましたが、その親玉みたいなのがやって参りました。 今回は底全面にフランストピー社のVERAシートで滑り止め+耐久力UP。 この突き抜けたデザインは感心するのですが、ご自身で羽根を踏んづけて転倒されないか心...
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